身の回りには様々な縫製品がありますが、時々、実際に手に取ってみて、「どうやって作ってるのかな?」とか「すごい発想だな」と思うような優れた機能やデザインの製品に出会います。
縫製品をメイン商材とする弊社内で自分は設計を担当していますが、そういった製品を見た時は自分の設計やデザインに関する引き出しをもっと増やさねばと痛感します。というのも設計業務も長く続けていると妙に手馴れてきて、例えば全くの新規品の設計においても「あー、この構造ならあの図面のあの絵を持ってきて・・・」などどついつい既存の資産の範囲内で仕事をしてしまいそうになります。
勿論、コストや使える部材、生産設備の限界があるため限界はありますが、縫製品も製造技術の発展に伴い色々な面で進化を続ける中、それでは新しい流れについていくことはできません。
今後も常に新しい技術やデザインに触れ続け、貪欲に取り入れていきたいものです。 |