この日誌を書いているのは、まさに猛暑と言われてる時期です。
今回の私の日誌はプリーツ機についてひとつお話を。
我が社のプリーツ機はヒーターで温度を上げる機械式です。
プリーツとは生地にアコーディオンのような折り目(ヒダ)をつける加工法で(カーテンのヒダやスカートのヒダなど)、社内ではこの機械で加工してます。プリーツにも色々な方法がありますが、社内加工はこのマシンプリーツで他の加工法を必要とする場合は外注先に委託してます。
だいたい50メートルの原反を全て加工するまでの時間がヒーターの加熱から終わるまで90分前後、ただ同じ加工を施す物があれば連続して出来るので時間は短縮出来ます。
ただこの時期に大変なのは、暑さと湿気!
ヒーター設定が130℃以上のため、かなり部屋の気温が上昇します。
暑いのはエアコンやらでなんとか凌げるのですが、湿気に関しては特に6月~9月頃までの季節がメンテナンスの意味も含めて邪魔?をします。
まず折り目をつける板状の刃が錆びたりするので研磨などのメンテを毎回やります。あとはヒーターの中を通って出て来た生地の熱を冷ます送風機に溜まる水分がかなり多くなって、タンクの容量をまめにチェックしないと溢れてしまう事です。
今は外注先の加工が主流になって社内加工の頻度も落ちて来ましたが、プリーツのかかり具合もそういう気候とかにも左右されたりと、何年もやってますが日々勉強させられます。
プリーツ機の細かい説明は省いてしまいましたが、また次の機会にでも。 |