■新年明けましておめでとうございます■
2016年の干支(えと)は丙申です。
動物で言えば、申年(さるどし)、もっと暦(こよみ)っぽく言うと、丙申(ひのえさる)が干支になります。
「ひのえ」の部分は干(かん)と言って10種類あり、それを1年ずつ繰り返します。干が10個で十干、支が12個で十二支。つまり干支というのは干と支の組み合わせのことで、十干と十二支の組み合わせは60種類にもなります。
そこから年が巡って33番目が今年2016年の【丙申】となり、前回の丙申から60年が経ちます。1956年(昭和31)年を遡ってみると面白いことがわかるかもしれません。
また、【丙申】には2つの意味があります。
●丙…「明らか」という意味。甲、乙、丙と、十干の中では3番目。十干は樹木の成長に例えられるんですが、丙は形が明らかになってくる頃です。前年の「乙」はまだ自由に伸びることができず、曲がっている状態でした。
●申…「呻く(うめく)」の意味です。これも語源は樹木の成長に例えられます。申の呻くとは“果実が成熟し、固まって行く状態”を表しています。
このようなことから2016年は何かを始めるというよりも“これまでの頑張りが形になっていく”年です。
・評価されてこなかったことが評価される
・これまで気づけなかったことに気づき始める
・今までの曖昧な関係にけじめを付ける
・隠していたことを話してみる
などなど…。
現在自分のやっていることが一体何なのかを定義してみるのはいかがでしょうか?何を目標にし、どんな目的に向かって頑張っているのか再度見直してみると、今後のさらなる成長に繋がっていくかもしれませんね!
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 |