当社は国内自動車メーカー向けのOEM製品をメインに設計・開発しており、製品化されるその殆どが一般消費者向けとなるのですが、リーマン・ショック以降の景気低迷による消費マインドの冷え込みは、弊社にも少なからず影響が出ています。
そんな中、最近採用が決まった製品が『整備用マット』です。
この製品は、とある自動車販売会社のサービス拠点担当者から製品化を依頼されたもので、バンパーを整備工場内のコンクリート床に直置きすると小石や砂等で表面に傷が付く恐れがあることから「取付前の傷つき防止」を目的に製品仕様を希望されました。
最終的な製品の仕様としては、硬いコンクリート面に対するクッション材(芯材)としてチップウレタンを採用し底突きによる破損への影響を少なくするとともに、使用後に底面に付着する小石や砂を落とす作業を簡略化する為、メンテナンスが簡単な耐久性のあるターポリン生地(カバー)を採用しました。
また表裏の生地色を同じ色にすると綺麗な面(表面)を作業者がすぐに認識出来ない為、異なる色を採用する等の細かな工夫がなされています。
当社ホームページからは様々な製品のOEMを承っておりますが、一般消費者向け製品ではなく、企業向け製品についても是非一度ご相談ください。
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