先日、裁断機メーカーさんのプライベートショーに開発部の人間と行って来ました。
これは我が社で開発した裁断データを元にして、最先端の機械で自社の実際使用している生地をCAM仕様自動裁断機でカットしてもらうというものです。
協力工場などでは、導入されている会社もあるし見学もさせてもらったこともありました。しかし自社では試作が主なため、早急に必要としていなかったのですが、メーカーの営業の方からの熱心な勧めもあり、今回の実演見学となりました。。
先にデータを渡して取り込んでいただき、生地にパターンを入れてもらい、裁断機のパソコンで操作して完了です。
さすがに精度といい、作業性といい目を見張るものでした。
特に、サイズが裁断機の切断面の許容を超えてる場合に、途中まで裁断をし、続きをまた生地を送り許容を超えた所より再び裁断を始めるのには感心しました。
我が社の試作品が裁断台を超える場合に、場所を探したり生地を計るのにもかなり工数をとられるのが実情ですから目からうろこ状態でした。
今回の実演や裁断パターンの取り入れ、機械の説明などを受けて、機械もそうですが、自分もそういう技術を受け入れられるようにしなければと思います。
そしてより良い縫製品は、正確な裁断が命だと改めて考えさせられました。
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