前回、日誌で中国パワーのことをお話したので、その続きをします。
縫製品は中国からベトナム等へ移行しつつありますが、まだまだ中国でも物作りができると確信している私は立ち上げてきた中国製自動車用カーテンの出来栄えに満足しておりました。
中国工場のこの製品の担当者はまだ若い女性で、しかも童顔、しかし、こちらの要求を受け入れようと必死で取り組んでくれました。お蔭様でこの満足に辿り着いた訳ですが、文化も考え方も違うところでこちらが要求する品質レベルを製品に織り込むにはどれだけ現場の作業している人達にこのレベルを理解してもらうかに懸かっています。工場長や担当者だけに伝えても品質レベルは高く保てません。かつ作業者の人達は日本語なんて解るはずもありません。そこをどれだけ辛抱強く作業者の人達に伝えていけるかが、担当者の能力、人柄に懸かって来ます。
その点から、この中国工場の担当者は能力も高く、若さを活かしたパワーで品質レベルの高い縫製品を作り上げてくれました。
これからも良きパートナーとしてソーアップの製品を作り上げていきたいと強く感じました。 |