街中を流しているとハイブリッド車はもう当たり前に見かけますが、最近はEV、つまり純粋な電気自動車を見かける頻度も増えてきました。バッテリーの廃棄やインフラ等、まだまだ様々な課題を抱えているEVですが、自分が子供の頃には夢の車であったEVが、いまやマイカーとして普通に購入でき、かつ日常的に街中を走っている光景は非常に感慨深いものがあります。
さて、現在では「EV=エコ」という図式が強く定着していますが、自分も先日初めて某メーカーのEVに試乗したところ、その独特の力強さとスムーズさに驚きました。思わずエコなど忘れてアクセルを踏付けて走りたい衝動に駆られるような・・・。正直、自分はガソリンが燃焼しているのを実感できるような一昔前のレシプロエンジン車が大好きな世代ではありますが、今のEVを体感してしまうと、もうEVの売りはエコだけでは無くなってきているのだなと実感します。
最近になって一部の小規模メーカーが「走る」ことのパフォーマンスを重視したEVを販売していますが、まだまだ庶民には高嶺の花。自動車への無関心層が増えていると言われる中、今後はエコを基本としつつも、色んな意味で無機質でなく人の心に訴えかけてくるようなEVが、一般の人に身近な価格で登場してきてくれると嬉しいですね。 |