先日3連休を利用して台湾へ行ってきました。
海外に行くのが好きで色々な国と地域に行きましたが、台湾は治安もよく食べ物も美味しいので好きな国の一つです。
台湾は日本統治時代に鉄道が敷設されて、島を囲む形で鉄路があり列車を乗り継いで一周できます。何年か前に、日本の新幹線技術輸出第一号として高速鉄道も開通しており利便性は更に向上しています。
今回は、台北を起点として途中下車しつつ島を時計回りにグルッと一周してきました。台東地域に少し特殊な列車が一日1往復あり、これに乗るためというのも目的の一つです。
日本で言うところの普通列車で、ディーゼル機関車が牽引する3両編成の客車列車なのですが、客車は雨漏りのする年代物で、非冷房・手動ドア・窓全開と第三世界辺りなら当たり前でも、台湾では絶滅寸前の希少な列車です。
ちなみに、連結部に仕切りやドアは無く、乗降用ドアも走行中開けっ放しで万一落ちても自己責任な素敵仕様となっております。なぜ開けっ放しなのかと言えば多分暑いから・・・でしょうか。
台東方面から台南方面は、台北と違って車窓に田園風景や急峻な渓谷、フィリピン海を望む海岸線等変化があって飽きません。街に出てみても台北ほどの喧騒も無く、道端にある屋台の店先でご飯を食べていると何とも言えない居心地の良さを感じます。今回は時間がなくて台東であまりゆっくりと出来なかったので、次回は自転車か原付でも借りてもうちょっとブラブラ出来たらいいなと思っています。後、田舎のほうが何でも安いが世の常だと思っていましたが、台湾のタクシー代は田舎のほうが高かったのは誤算でした。
台北までの帰路は、高雄地区の左営から冒頭で述べた台湾新幹線の最終列車で戻りました。日本の車両なので当然といえば当然なのですが、車内は完全に新幹線のそれで、外国で新幹線に乗っている感覚は新鮮でした。台北には日付が変わった頃に着きましたが、宿の近くの夜市を覗いたらまだチラホラ店が出ていたので軽く夜食を食べてから宿へ戻りました。
昨今LCCの台北線は競争が激しく、下手に国内旅行するより安く旅行できるので、台北や九フンもいいですが田舎もオススメです。
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